各国の消費者物価指数発表後の加ドルと米ドルに注目か

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各国の消費者物価指数発表後の加ドルと米ドルに注目か

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各国の消費者物価指数発表後の加ドルと米ドルに注目か
相場レポート

2023.06.27

2023.06.27

本日のポイント

  1. カナダの消費者物価指数

  2. オーストラリアの消費者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は143円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、143.500を挟んでの揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、17時に欧・ラガルドECB総裁の発言、21時半に加・消費者物価指数、米・耐久財受注、22時に米・S&Pケース・シラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、米・新築住宅販売件数、26時に米・5年債入札、翌10時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、カナダドルと米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。