各国の要人発言後の米ドル/円の値動きに注目か

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各国の要人発言後の米ドル/円の値動きに注目か

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各国の要人発言後の米ドル/円の値動きに注目か
相場レポート

2023.06.26

2023.06.26

本日のポイント

  1. ジョーダンSNB総裁の発言

  2. ラガルドECB総裁の発言

週明けは、円安基調でやや下窓でスタート。米ドル/円は143円台後半で堅調に推移しており、先週安値の141.200付近から約250pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。直近高値を上抜けて推移しているため、調整による下落によって押し安値を形成するか、続騰して一段高となるかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、17時に独・IFO景況指数、17時50分にス・ジョーダンSNB総裁の発言、26時に米・2年債入札、26時半に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。各国の要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。