米国の要人発言後の週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目か

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米国の要人発言後の週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目か

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米国の要人発言後の週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2023.06.23

2023.06.23

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. 各国の製造業&サービス業PMI

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は143円台まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.500付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて推移しているため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、15時に英・小売売上高、16時15分に仏・製造業&サービス業PMI、16時半に独・製造業&サービス業PMI、17時に欧・製造業&サービス業PMI、17時半に英・製造業&サービス業PMI、18時15分に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、22時45分に米・製造業&サービス業PMI、26時40分に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。