FOMC政策金利&声明発表後の米ドルの方向性に注目か

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FOMC政策金利&声明発表後の米ドルの方向性に注目か

FOMC政策金利&声明発表後の米ドルの方向性に注目か

FOMC政策金利&声明発表後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2023.06.14

2023.06.14

本日のポイント

  1. FOMC政策金利&声明発表

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は140円台前半まで約100pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの140.500付近を上抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの139.500付近を下抜けた場合は、139.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値の141.000付近が意識される展開のため、上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

本日は、15時に英・鉱工業生産、英・貿易収支、21時半に米・生産者物価指数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27時半に米・パウエルFRB議長の発言、翌7時45分に NZ・第1四半期GDP、翌10時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、FOMC政策金利&声明発表後の米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。