雇用統計の先行指標となるISMに注目か

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雇用統計の先行指標となるISMに注目か

雇用統計の先行指標となるISMに注目か

雇用統計の先行指標となるISMに注目か
相場レポート

2022.09.01

2022.09.01

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. ISM製造業景況指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となったものの、米ドル/円はジリ上げ相場が継続し、139円台まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近最高値の139.300付近を上抜けた場合は、重要な節目の140.000に向けた一段高に、直近サポートラインの138.000付近を下抜けた場合は、137.500の節目に向けた一段安が想定される。チャネルライン内での揉み合いが継続しているため、チャネル上限の139.500付近では上値の重い展開となるだろう。一方で、140.000の重要な節目が意識される価格帯のため、上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、23時に米・ISM製造業景況指数、28時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。明日に雇用統計を控えているため、先行指標となるISMを静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。