米国経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

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米国経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

米国経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

米国経済指標による米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2022.08.24

2022.08.24

本日のポイント

  1. 米国の5年債入札

  2. ニュージーランドの小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米国の製造業&サービス業PMIが予想より悪化したことで米ドル売りが加速し、米ドル/円は一時的に135円台後半まで急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの137.000付近を上抜けた場合は、137.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの136.000付近を下抜けた場合は、135.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、前日は大きく下げた後にジリ上げ相場となっており、下値の堅さが意識される状況のため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時半に米・耐久財受注、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・5年債入札、翌7時45分にNZ・第2四半期小売売上高が予定されている。NY時間帯の経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、翌朝にニュージーランドの小売売上高が控えているため、オセアニア通貨の突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。