米国の経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

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米国の経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

米国の経済指標による米ドル/円の方向性に注目か

米国の経済指標による米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2022.06.17

2022.06.17

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル売りが加速したことで、米ドル/円は一時131円台後半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、132円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの133.000付近を上抜けた場合は、133.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの131.500付近を下抜けた場合は、131.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、短期間で大きく下落しているため、一旦の調整による上昇となるか、戻り売り優勢となるかが焦点となるだろう。

本日は、15時に英・小売売上高、15時半に日・黒田日銀総裁の記者会見、21時45分に米・パウエルFRB議長の発言、22時15分に米・鉱工業生産、23時に米・景気先行指数が予定されている。米国の経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、スイス中銀が15年ぶりに利上げしたことで、日銀の金融緩和政策が修正される可能性があるとの見方が広がっているため、黒田日銀総裁の発言内容に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。