英国の失業率に注目か

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英国の失業率に注目か

英国の失業率に注目か
相場レポート

2022.05.17

2022.05.17

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は128円台後半では底堅く129円台後半で上値の重い展開となり、129.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの129.600付近を上抜けた場合は、130.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの128.600付近を下抜けた場合は、128.000の節目に向けた一段安が想定される。

本日は、15時に英・失業率、21時に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、21時半に米・小売売上高、22時15分に米・鉱工業生産、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26時に欧・ラガルドECB総裁の発言、27時に米・パウエルFRB議長の発言、27時半に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、翌7時45分に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、翌8時50分に日・第1四半期GDPが予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米国の要人発言による米ドル/円の値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。