
2022.05.11
2022.05.11
米国の消費者物価指数
日本のBOJ主な意見公表(4月27日から28日開催分)
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は129.800~130.500付近での揉み合いに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの130.600付近を上抜けた場合は、131.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの129.800付近を下抜けた場合は、129.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い値動きが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠けるとなるだろう。
本日は、17時に欧・ラガルドECB総裁の発言、21時半に米・消費者物価指数、23時半に米・週間原油在庫、25時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26時に米・10年債入札、翌8時50分に日・BOJ主な意見公表が予定されている。米国の消費者物価指数の結果を静観しつつ、翌朝に控える、日本指標による円の方向性に注目したい。
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