月末・四半期末・年度末のリバランスに警戒か

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月末・四半期末・年度末のリバランスに警戒か

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相場レポート

2022.03.31

2022.03.31

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. カナダのGDP

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高となったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は123円台前半から121円台前半まで200pipsほど下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの123.300付近を上抜けた場合は、124.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの121.200付近を下抜けた場合は、120円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、120円台では下値の堅い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは押し目買い優勢の展開となるだろう。

本日は、15時に英・第4四半期GDP、21時半に加・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・個人所得、米・個人支出、米・PCEデフレーター、22時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、翌8時50分に日・第1四半期日銀短観が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、月末・四半期末・年度末が重なっているため、ロンドンフィキシング前後のリバランスによる突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。