月初要因による変動に警戒か

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月初要因による変動に警戒か

月初要因による変動に警戒か
相場レポート

2022.04.01

2022.04.01

本日のポイント

  1. 欧州の消費者物価指数

  2. 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。ユーロ独歩安の中、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は121円台前半から122円台前半にかけてのレンジ内で推移する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの122.400付近を上抜けた場合は、123円台に向けた一段高に、直近サポートラインの121.300付近を下抜けた場合は、120円台に向けた一段安が想定される。一方で、今週に入って円買いの流れが継続しており、直近最高値の125.000付近から軟調に推移している状況だ。週足で見ると長い上ヒゲが出現しているため、週末クローズに向けて押し目買い優勢となるか・戻り売り優勢となるかに注目したい。

本日は、18時に欧・消費者物価指数、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に米・ISM製造業景況指数が予定されている。雇用統計後の米ドルの方向性を静観しつつ、米ドル/円の値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。