FOMC前後の米ドルの方向性に注目か

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FOMC前後の米ドルの方向性に注目か

FOMC前後の米ドルの方向性に注目か

FOMC前後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2022.03.16

2022.03.16

本日のポイント

  1. 米国の消費者物価指数

  2. FOMC政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に118.000を下抜けたものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、118円台前半で堅調に推移する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの118.400付近を上抜けた場合は、2017年に付けた高値118.600付近に向けた一段高に、直近サポートラインの117.700付近を下抜けた場合は、117.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、やや過熱感のある上昇が続いているため、上抜けた場合でも一旦の調整による下落によって上値の重い展開も想定される。

本日は、21時半に米・消費者物価指数、米・輸入物価指数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済&金利見通し、27時半に米・パウエルFRB議長の発言、翌6時45分に NZ・第4四半期GDP、翌9時半に豪・失業率が予定されている。FOMCに向けた思惑による急変動を警戒しつつ、FOMC消化後の米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。