各国の経済指標の結果に注目か

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各国の経済指標の結果に注目か

各国の経済指標の結果に注目か
相場レポート

2022.03.15

2022.03.15

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. 米国の生産者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。ウクライナ情勢の地政学リスクが意識される中、米ドル/円は118円台前半まで上昇しており、6日連続の陽線でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、2017年に付けた高値の118.600付近を上抜けた場合は、119.000の節目に向けた一段高に、節目の118.000付近を下抜けた場合は、117.500に向けた一段安が想定される。一方で、目立つ押し目のないじり高が続いているため、新たな材料が出るまでは底堅い推移となるだろう。

本日は、16時に英・失業率、19時に独・ZEW景況感調査、21時15分に加・住宅着工件数、21時半に米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数が予定されている。各国の経済指標の結果を静観しつつ、ストップロスによる米ドルの急変動に警戒したい。とくに、米ドル/円は明日に控えるFOMCに向けた思惑による上昇となっているため、FOMC後に反落となるか・底堅い推移のまま続伸するかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。