
2022.03.14
2022.03.14
米ドルの方向性
ウクライナ情勢の行方
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は117.300付近で堅調に推移しており、3月16日(水)に控えるFOMC政策金利&声明発表への思惑によって、先週の安値114.800付近から約250pips上昇している状況だ。ウクライナとロシアの地政学リスクは依然として意識されるものの、短期的にはFOMCへの注目度が高まっているため、ウクライナ情勢のヘッドラインニュースによる急変動に警戒しつつ、FOMC前後の米ドルの方向性に注目したい。
テクニカル的に見ると、直近では目立つレジスタンスラインがないため、2017年の高値118.600付近が上値目途として意識されるだろう。一方で、高値圏で上昇チャネルラインを形成しており、チャネルライン上限の117.800~118.200付近では上値の重い展開となる可能性もある。下落した場合は、押し安値がどのラインになるかが意識されるため、116円台後半から117円台前半では下値堅い推移が想定される。本日は、重要経済指標や要人発言は予定されていないため、週明けのロンドン市場・NY市場の米ドルの方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
NEW
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
NEW
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
NEW
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
2025.11.25
米・小売売上高とPPIに注目
米・小売売上高とPPIに注目
2025.11.24
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
2025.11.21
欧米各国のPMIに注目
欧米各国のPMIに注目