カナダと米国の貿易収支に注目か

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カナダと米国の貿易収支に注目か

カナダと米国の貿易収支に注目か

カナダと米国の貿易収支に注目か
相場レポート

2022.03.08

2022.03.08

本日のポイント

  1. カナダの貿易収支

  2. 米国の貿易収支

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。リスク回避の米ドル全面高になったことで、米ドル/円は115円台前半まで上昇したものの、円との相殺関係によって上値の重い展開となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.800付近を上抜けた場合は、116.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.500付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、ウクライナ情勢のヘッドラインニュースによって乱高下する展開も想定されるため、地政学リスクが落ち着くまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、27時に米・7年債入札、翌7時15分に豪・ロウRBA総裁の発言、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、翌8時50分に日・第4四半期GDP、翌10時半に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。カナダと米国の貿易収支の結果を静観しつつ、日本時間早朝に連続している、各国の経済指標による値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。