
2022.03.07
2022.03.07
ウクライナ情勢の行方
米ドルとユーロの方向性
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は115.000を挟んでの揉み合いが継続しており、先週のレンジ114.600~115.800の下限付近で軟調に推移している状況だ。ウクライナ情勢によって米ドル買い・円買い、米ドル売り・円売りが切り替わる展開となったものの、米ドルと円の相殺関係によって米ドル/円は方向感に欠ける展開となっている。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.800付近を上抜けた場合は、116.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.500付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で114円台後半では底堅く、115円台後半では上値重い展開が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落したい。
本日は、注目度の高い経済指標は予定されていないため、先週末に強まったリスクオフ基調が継続するかに注目したい。とくに、リスク回避のユーロ売り・オセアニア通貨買いが加速しているため、ウクライナ情勢に進展があるかを静観しつつ、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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