パウエルFRB議長の議会証言に注目か

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パウエルFRB議長の議会証言に注目か

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パウエルFRB議長の議会証言に注目か
相場レポート

2022.03.02

2022.03.02

本日のポイント

  1. カナダの政策金利&声明発表

  2. パウエルFRB議長の議会証言(1日目)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は115.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.800付近を上抜けた場合は、116.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.500付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、19時に欧・消費者物価指数、22時15分に米・ADP全国雇用者数、23時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、23時半に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、24時に加・BOC政策金利&声明発表、米・パウエルFRB議長の議会証言、24時半に米・週間原油在庫、28時に米・ベージュブック(地区連銀経済報告)、翌9時半に豪・貿易収支が予定されている。

とくに、パウエルFRB議長の議会証言は、下院金融委員会で半期に一度行われる金融報告に関する内容であり、3月2日から3日にかけて行われる予定だ。利上げの幅や回数への言及によって大きく動く可能性があるため、議会証言による突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。