2日目のパウエルFRB議長の議会証言に注目か

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2日目のパウエルFRB議長の議会証言に注目か

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2日目のパウエルFRB議長の議会証言に注目か
相場レポート

2022.03.03

2022.03.03

本日のポイント

  1. ECB理事会議事録公表

  2. パウエルFRB議長の議会証言(2日目)

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。ロシアとウクライナの地政学リスクはあるものの、円全面安になったことで、クロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は115円台後半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.800付近を上抜けた場合は、116.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.500付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。

本日は、21時半に欧・ECB理事会議事録公表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期非農業部門労働生産性、24時に米・ISM非製造業景況指数、米・パウエルFRB議長の議会証言、25時半に加・マックレムBOC総裁の発言、翌8時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、翌9時半に豪・小売売上高が予定されている。とくに、2日目となるパウエルFRB議長の議会証言は、半期に一度行われる金融報告に関する内容であり、利上げの幅や回数に言及する可能性があるため、発言後の突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。