
2022.02.08
2022.02.08
カナダの貿易収支
米国の貿易収支
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。引けにかけて株安の流れが加速したものの、通貨強弱は方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は114.900~115.400付近の小幅な値動きのままクローズする結果となった。高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落したい。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.500付近を上抜けた場合は、115.700付近に向けた一段高に、直近サポートラインの114.800付近を下抜けた場合は、114.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となっているため、新たな材料が出るまでは上値重く下値堅い推移となるだろう。
本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、27時に米・3年債入札、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数が予定されている。カナダと米国の貿易収支を静観しつつ、米ドルの方向性に注目したい。また、米国主要企業の第4四半期決算も控えているため、金利や株価変動による為替への影響に警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.09
NEW
植田日銀総裁の発言と円相場の動向を注視
植田日銀総裁の発言と円相場の動向を注視
2025.12.08
NEW
FOMCを控えた様子見ムードが継続か
FOMCを控えた様子見ムードが継続か
2025.12.05
NEW
日銀利上げ継続の可能性がもう一段の円高に繋がるか
日銀利上げ継続の可能性がもう一段の円高に繋がるか
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒