雇用統計後の週明けの流れに注目か

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雇用統計後の週明けの流れに注目か

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雇用統計後の週明けの流れに注目か
相場レポート

2022.01.10

2022.01.10

本日のポイント

  1. 週明けの米ドルの方向性

  2. オーストラリアの重要経済指標

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は115.500付近で堅調に推移しており、先週高値の116.300付近から80pipsほど下がった価格帯で揉み合っている状況だ。先週末に雇用統計が発表されたため、バランスシート縮小や利上げ観測への思惑による値動きなど、週明けのロンドン市場・NY市場の米ドルの方向性に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの116.000付近を上抜けた場合は、116.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの115.500付近を下抜けた場合は、115.000に節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値を切り下げながら安値を更新しており、高値圏での下降チャネルが意識される展開のため、直近安値を下抜けた場合は下値堅く、直近高値を上抜けた場合は116円台後半に向けたジリ上げ相場となるだろう。

本日は重要経済指標・要人発言などは予定されておらず、翌朝の9時30分にオーストラリアの貿易収支・小売売上高が控えている状況だ。日本市場は休場のため、ロンドン市場・NY市場OPEN後の値動きを静観しつつ、米国の主要企業の第4四半期決算が始まるため、株価や金利変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。