雇用統計後の流れに注目か

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雇用統計後の流れに注目か

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相場レポート

2022.01.07

2022.01.07

本日のポイント

  1. 雇用統計

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって、米ドル/円は方向感に欠ける展開となり、116.000を挟んでの小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの116.300付近を上抜けた場合は、116.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの115.600付近を下抜けた場合は、115円台前半に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しており、短期のチャネルラインを形成しているため、再度116.000を上抜けた場合は一段高になりやすく、115.500を下抜けた場合は調整による下落が加速する可能性があるだろう。

本日は、18時半に英・建設業PMI、19時に欧・消費者物価指数、22時半に加・失業率、米・雇用統計(失業率・平均時給など)、24時に加・Ivey購買部協会指数、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26時15分に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、雇用統計後の米ドルの方向性に注目したい。また、周辺市場のリスクオフ・リスクオンが日ごとに切り替わる展開が続いているため、株価や金利変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。