FOMC議事録公表後の米ドルの方向性に注目か

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FOMC議事録公表後の米ドルの方向性に注目か

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FOMC議事録公表後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2022.01.05

2022.01.05

本日のポイント

  1. ADP全国雇用者数

  2. FOMC議事録公表(12月14日から15日開催分)

前日のNY市場は、株価がマチマチの展開の中でリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は116円台前半まで上昇する結果となった。116円台は約5年ぶりの高値圏となるため、円安や米ドル高が加速した場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの116.300付近を上抜けた場合は、116.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの115.500付近を下抜けた場合は、115.000の節目に向けた一段安が想定される。116円台以降は目立つレジスタンスラインがない状況のため、上抜けた場合は.000や.500の節目を意識しつつ、2016年・2017年に付けた高値の118.600付近が上値目途となるだろう。

本日は、22時15分に米・ADP全国雇用者数、24時半に米・週間原油在庫、28時に米・FOMC議事録公表が予定されている。FOMC議事録公表後の米ドルの方向性を静観しつつ、週末に控える雇用統計に向けた思惑による値動きに警戒したい。また、円安によって米ドル/円やクロス円が堅調に推移している状況のため、週末にかけて円売りの流れが継続するかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。