年末年始に向けた流れに注目か

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年末年始に向けた流れに注目か

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相場レポート

2021.12.29

2021.12.29

本日のポイント

  1. 米国の中古住宅販売保留

  2. 米国の7年債入札

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は114.700~114.900付近での揉み合いに終始する結果となった。日足で見て20pipsほどの小幅な値動きとなったため、上昇・下落のどちらかの値動きがあった場合は、ストップロスによる急騰・急落したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.000付近を上抜けた場合は、115.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.300付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開も想定されるため、薄商いの中で114円台での揉み合いとなるだろう。

本日は、24時に米・中古住宅販売保留、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・7年債入札が予定されている。重要経済指標や要人発言は予定されていないため、月末や年末要因による変動を静観しつつ、ロンドン市場・NY市場OPEN後の流れや、ロンドンフィキシングに向けた値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。