連休明けの流れに注目か

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連休明けの流れに注目か

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相場レポート

2021.12.28

2021.12.28

本日のポイント

  1. 米国の消費者信頼感指数

  2. 米国の5年債入札

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円が独歩安になったことで、クロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は114.900付近まで上昇する結果となった。他通貨は方向感に欠ける展開の中で、円売りのみ加速している状況のため、巻き返しによる円高があるかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.000付近を上抜けた場合は、11月後半に付けた高値の115.500付近に向けた一段高に、直近サポートラインの114.300付近を下抜けた場合は、114.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、年末年始に向けての急変動や思惑による値動きも想定されるため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落したい。

本日は、24時に米・消費者信頼感指数、27時に米・5年債入札が予定されている。クリスマスの振替によって連休となっていた国が多いため、実質の週明けの流れに注目したい。とくに米ドル/円は、新しい材料がない中でジリ上げ相場となっているため、114円台後半から115円台前半にかけての値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。