薄商いを狙った急変動に警戒か

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薄商いを狙った急変動に警戒か

薄商いを狙った急変動に警戒か
相場レポート

2021.12.27

2021.12.27

本日のポイント

  1. トルコの経済指標

  2. 米国の2年債入札

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は114.300付近で堅調に推移しており、先週安値の113.300付近から100pipsほど上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。日足で見ると、安値を切り上げながら高値を更新しているため、直近サポートラインを下抜けない限りは、115円台に向けたジリ上げ相場となるだろう。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.500付近を上抜けた場合は、115.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの113.300付近を下抜けた場合は、113.000の節目に向けた一段安が想定される。113.500~114.500のレンジ内での推移が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落したい。

本日は、16時にト・景気動向指数、ト・設備稼働率、27時に米・2年債入札が予定されている。ニュージーランド・オーストラリア・英国・カナダなどは、クリスマスの振替で休場となるため、薄商いを狙った急変動に警戒しつつ、NY時間帯からの値動きに注目したい。また、金利や政情不安などを理由にトルコリラの激しい上下動が続いているため、週明けの値動きや経済指標発表による急変動などに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。