連休前のポジション調整による急変動に警戒か

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連休前のポジション調整による急変動に警戒か

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連休前のポジション調整による急変動に警戒か
相場レポート

2021.12.24

2021.12.24

本日のポイント

  1. クリスマス休暇で多くの国が休場

  2. 重要経済指標・要人発言の予定なし

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。周辺市場がリスクオンの中、円全面安になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は114.400付近まで上昇する結果となった。米ドル高による上昇ではないため、円安が反転した場合は巻き返しによる急落に警戒したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.500付近を上抜けた場合は、115.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.000付近を下抜けた場合は、113円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、113.500~114.500付近での揉み合いが継続しており、上値重く下値堅い推移が継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、重要経済指標・要人発言は予定されておらず、世界的にクリスマス休暇によって休場する国が多いため、薄商いを狙ったストップ狩りなどの値動きに警戒したい。また、週明け以降は年末年始に向けたイレギュラーな相場となるため、ポジション調整による値動きがあるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。