カナダの小売売上高による値動きに注目か

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カナダの小売売上高による値動きに注目か

カナダの小売売上高による値動きに注目か

カナダの小売売上高による値動きに注目か
相場レポート

2021.12.21

2021.12.21

本日のポイント

  1. カナダの小売売上高

  2. 日本の議事要旨公表(10月27日~28日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は113.500を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。日足で見て40pipsほどの小幅な値動きとなったため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.200付近を上抜けた場合は、114.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの113.300付近を下抜けた場合は、113.000の節目に向けた一段安が想定される。クリスマス休暇前のポジション調整による値動きも想定されるため、113円台での値動きに注目したい。

本日は、16時にト・消費者信頼感指数、22時半に加・小売売上高、米・第3四半期経常収支、27時に米・20年債入札、翌8時50分に日・BOJ議事要旨公表が予定されている。とくに、トルコリラ安が加速しており、前日に新しい経済対策を発表したことでトルコリラを買い戻す動きもある状況の中で、普段は注目されない経済指標でも値動きのきっかけになる可能性があるため、トルコ指標や株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。