英国の小売売上高に注目か

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英国の小売売上高に注目か

英国の小売売上高に注目か
相場レポート

2021.12.17

2021.12.17

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。各国の政策金利&声明発表や重要経済指標、要人発言が発表される中、一時的に円買いが加速したことで各通貨ペアにおいて方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は113円台後半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.200付近を上抜けた場合は、114.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの113.600付近を下抜けた場合は、113円台前半に向けた一段安が想定される。一方で、FOMC後の流れが定まっていないため、米ドル買い・米ドル売りのどちらかに傾いた場合は、ストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、16時に英・小売売上高、18時に独・IFO景況指数、27時に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。周辺市場も方向感に欠ける展開となっているため、株価や金利変動による為替への影響に警戒したい。また、来週はクリスマス休暇などの連休が控えているため、週末クローズに向けたポジション調整による値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。