米国の株価・金利変動に注目か

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

米国の株価・金利変動に注目か

米国の株価・金利変動に注目か

米国の株価・金利変動に注目か
相場レポート

2021.10.12

2021.10.12

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は円全面安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は、ここ数年のレジスタンスライン112.400付近を上抜けて、113.400付近まで急上昇する結果となった。米ドル買いは弱いものの、円安による流れが強まっており、特にオセアニア通貨とのクロス円は堅調に推移している状況だ。

テクニカル的に見ると、前日の高値の113.400付近を上抜けた場合は、113円台後半に向けた一段高に、節目の113.000付近を下抜けた場合は、112円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、短時間で上昇しており、日足などの200MAから乖離した高値圏で推移しているため、ストップロスにより上昇が加速する流れや、一旦の調整による下落に警戒したい。

本日は、15時に英・失業率、24時15分に米・クラリダFRB副議長の発言、24時30分に米・3年債入札、25時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26時に米・10年債入札、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数が予定されている。米国の要人発言による値動きを静観しつつ、3年債・10年債入札による金利変動に注目したい。また今週は、米国の大手企業の第3四半期決算が本格化するため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。