2021.10.11
2021.10.11
米国の要人発言
トルコ指標
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は112.300付近で堅調に推移しており、米ドル買い・円売りの流れが継続している状況だ。先週は、円安を背景にクロス円は軒並み堅調に推移したものの、株価の下落局面では急落する展開も見られたため、欧州や米国の株価変動による為替への影響に警戒したい。
テクニカル的に見ると、ここ数年のレジスタンスライン112.300~400付近を上抜けた場合は、112円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの111.500付近を下抜けた場合は、111.000の節目に向けた一段安が想定される。今週はFOMCや要人発言、米国の大手企業の第3四半期決算が多く予定されているため、上値ブレイクに向けた流れが強まるかに注目したい。
本日は、16時にトルコ・失業率、翌7時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。重要な経済指標は予定されていないため、週明けのロンドン市場・NY市場の米ドルの方向性に注目したい。また、トルコリラが対ドルで9.0の大台に近づいており、トルコリラ/円は12.500付近の節目で揉み合っているため、米ドル買いが加速した場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
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