雇用統計前後の突発的な値動きに警戒か

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雇用統計前後の突発的な値動きに警戒か

雇用統計前後の突発的な値動きに警戒か

雇用統計前後の突発的な値動きに警戒か
相場レポート

2021.10.08

2021.10.08

本日のポイント

  1. カナダの失業率

  2. 雇用統計

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は111.600付近まで上昇する結果となった。今週は株価の上昇・下落を背景にリスクオフ・リスクオンが切り替わる展開が続いているため、株価変動による為替への影響に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの111.800付近を上抜けた場合は、112.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの110.800付近を下抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段安が想定される。雇用統計の結果次第では、上下のどちらかにブレイクする可能性があり、発表前の思惑による値動きによって一時的にブレイクする流れも想定されるため、ストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)が予定されている。雇用統計にサプライズがあった場合は大きく動くきっかけになるため、指標発表前後の突発的な値動きに警戒したい。また、週末クローズに向けた反動も想定されるため、前日の米ドル売り・円売りの流れが継続するかなど、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。