雇用統計前の思惑による値動きに警戒か

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雇用統計前の思惑による値動きに警戒か

雇用統計前の思惑による値動きに警戒か

雇用統計前の思惑による値動きに警戒か
相場レポート

2021.10.07

2021.10.07

本日のポイント

  1. 米国の新規失業保険申請件数

  2. マックレムBOC総裁の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。天然ガスの価格高騰・金利上昇などを背景に欧州株の下落は加速したが、ダウ平均やナスダックなどは引けにかけて押し目買い優勢となり、株価変動はマチマチの展開となっている。米ドル/円はロンドン時間帯に111.800付近まで上昇し、NY市場OPEN後は111.200付近まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの111.800付近を上抜けた場合は、112.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの110.800付近を下抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段安が想定される。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、23時に加・Ivey購買部協会指数、24時45分に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25時に加・マックレムBOC総裁の発言、翌10時45分に中・財新サービス業PMIが予定されている。米国とカナダの指標・要人発言が予定されているため、米ドル・カナダドルの値動きに注目したい。また、翌日には雇用統計を控えているため、思惑による値動きや突発的な変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。