2021.09.30
2021.09.30
英国と米国のGDP
米国の要人発言
前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。引けにかけては株安となったものの、米ドル全面高になったことで米ドル/円は一時112円台まで上昇する結果となった。 テクニカル的に見ると、直近高値の112.100付近を上抜けた場合は、コロナショック前の高値112.200~400付近に向けた一段高に、直近サポートラインの111.200付近を下抜けた場合は、110円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、112円台前半にはレジスタンスラインが多くあり、ここ数年の上げ止まりラインとして意識されるため、一旦の調整による下落に警戒したい。また、112.500を上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。
本日は、15時に英・第2四半期GDP【確報値】、英・第2四半期経常収支、21時に独・消費者物価指数【速報値】、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP【確報値】、米・個人消費、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、23時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、24時半に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、25時半に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26時05分に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、翌8時50分に日・第3四半期日銀短観、日・BOJ主な意見公表(9月21日(火)~22日(水)開催分)が予定されている。
英国・米国のGDPなどを静観しつつ、日本時間深夜にかけて連続している米国の要人発言に注目したい。また、明日から第3四半期に入るため、ロンドンフィキシングにかけての四半期末・月末要因による急変動に警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.09.15
NEW
ラガルドECB総裁から踏み込んだ発言が聞かれるのか注目
ラガルドECB総裁から踏み込んだ発言が聞かれるのか注目
2025.09.12
NEW
日米金融政策を見据えた様子見相場
日米金融政策を見据えた様子見相場
2025.09.11
NEW
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
2025.09.10
NEW
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
2025.09.09
NEW
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
2025.09.08
NEW
日仏の政局リスクが材料視されるか
日仏の政局リスクが材料視されるか
2025.09.05
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
2025.09.04
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
2025.09.03
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
2025.09.02
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目