パウエルFRB議長の記者会見に注目か

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パウエルFRB議長の記者会見に注目か

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パウエルFRB議長の記者会見に注目か
相場レポート

2021.09.22

2021.09.22

本日のポイント

  1. FOMC政策金利&声明発表

  2. FRB経済・金利見通し発表

前日はVIX(恐怖指数)が高い水準を維持している中で、米ドル売り・円高の流れとなり、米ドル/円は109.200付近まで下落する結果となった。リスクオフ基調はやや落ち着いたものの、2日連続でスイスフラン高となっており、様子見ムードが広がっている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.150付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、109円台後半は戻り売りが入りやすい水準となり、109円台前半では押し目買い優勢の流れが継続しているため、新たな材料が出るまでは109円台中盤での推移となるだろう。

本日は、15時半に日・黒田日銀総裁の発言、16時にトルコ・消費者信頼感指数、23時に米・中古住宅販売件数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27時半に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。特に、パウエルFRB議長の記者会見において、米国のテーパリング開始時期や利上げの見通しについて言及があるかに注目したい。中長期的な米ドルの方向性が決まる可能性もあるため、日本時間深夜にかけての値動きや、FOMC発表後の米ドルの方向性を静観したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。