連休明けの日本市場の値動きに注目か

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連休明けの日本市場の値動きに注目か

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連休明けの日本市場の値動きに注目か
相場レポート

2021.09.21

2021.09.21

本日のポイント

  1. 米国の住宅関連の重要指標

  2. 日本の政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は109.400付近まで下落する結果となった。中国の不動産大手、恒大集団による経営悪化への懸念が広がっており、円高・スイスフラン高のリスクオフの流れが強まっている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.100付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.150付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、今週は各国の政策金利や重要経済指標などの様々な変動要因が控えており、どちらかにブレイクした場合も方向感に欠ける展開が想定されるため、ヘッドラインニュースによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・住宅着工件数、米・住宅建設許可件数、米・第2四半期経常収支、26時に米・20年債入札が予定されている。米国の経済指標を静観しつつ、今週から強まっている円高のリスクオフ基調が継続するかに注目したい。また、翌日の正午過ぎにBOJ政策金利&声明発表が控えているため、連休明けの日本市場の値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。