思惑による急変動に注意か

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思惑による急変動に注意か

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思惑による急変動に注意か
相場レポート

2021.09.17

2021.09.17

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. 米国のミシガン大消費者信頼感指数

前日のNY市場は、株・原油は横ばい・金利高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル全面高になったことで、米ドル/円は109.800付近まで上昇する結果となった。テクニカル的に見ると、直近高値の109.800付近を上抜けた場合は、110.000の節目に向けた一段高に、直近安値の109.150付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。

一方で、直近のレンジボックス(109.500~110.400付近)を下抜けているものの、109.150付近では底堅く、109円台後半にかけては戻り売り優勢となりやすいため、新たな材料が出るまでは109.500を挟んでの揉みあいとなるだろう。来週にFOMCを控えているため、様子見ムードが広がるか・思惑による急変動となるかに注目したい。

本日は、15時に英・小売売上高、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】が予定されている。英国・米国の経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた値動きに注目したい。特に、来週は日銀・SNB(スイス)・BOE(英国)の金融政策も発表されるため、思惑による急変動やポジション調整による反動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。