2021.09.16
2021.09.16
ラガルドECB総裁の発言
米国の小売売上高
前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円高の流れが継続。米ドル全面安になったことで、米ドル/円は直近サポートラインの109.500を下抜けて109円台前半まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200~400付近を上抜けた場合は、110円台後半に向けた一段高に、直近安値の109.150付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、直近サポートラインを下抜けて下落しているため、109円台後半にかけては戻り売り優勢となりやすく、109.150付近では反転上昇する流れが継続しているため、新たな材料が出るまでは上値重く下値堅い展開となるだろう。109.000を下抜けた場合は直近最安値の108.700付近がターゲットになるため、ストップロスによる急落に警戒したい。
本日は、21時に欧・ラガルドECB総裁の発言、21時15分に加・住宅着工件数、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、が予定されている。日本時間の21時~21時半にかけて各国の重要経済指標が集中しているため、発表時刻前後の各通貨ペアの値動きに注目したい。
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