
2021.09.15
2021.09.15
英国の消費者物価指数
ニュージーランドの第2四半期GDP
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は109.500付近まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.400付近を上抜けた場合は、110円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。前日は109.500付近で反転上昇したものの、109円台後半にかけては戻り売り優勢の展開となりやすいため、2回目以降の下げで109.500を割り込んでくるかに注目したい。また、米ドル売り・円高の流れになった場合は109.000の節目ブレイクの可能性もあるため、急変動によるストップロスに警戒したい。
本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、21時半に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、23時半に米・週間原油在庫、翌7時45分にNZ・第2四半期GDP、翌10時半に豪・失業率が予定されている。ロンドン時間帯からNY時間帯にかけて、英国・カナダ・米国の物価指数が多く予定されているため、各通貨ペアの変動を静観したい。また、翌朝にはニュージーランドのGDPやオーストラリアの失業率が控えているため、オセアニア通貨の値動きに注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
NEW
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
NEW
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
2025.11.25
米・小売売上高とPPIに注目
米・小売売上高とPPIに注目
2025.11.24
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
2025.11.21
欧米各国のPMIに注目
欧米各国のPMIに注目