
2021.09.14
2021.09.14
英国の失業率
米国の消費者物価指数
前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。引けにかけては米ドル売り・円売りとなったものの、米ドル/円は110.000を挟んでの揉みあいに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.400付近を上抜けた場合は、110円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。同レンジ内での推移が1カ月ほど続いており、徐々に高値切り下げ・安値切り上げの三角持ち合いを形成しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、15時に英・失業率、21時半に米・消費者物価指数、翌7時45分にNZ・第2四半期経常収支、翌9時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、翌11時に中・鉱工業生産、中・小売売上高、中・固定資産投資が予定されている。ロンドン時間帯は英国の失業率、NY時間帯は米国の消費者物価指数の結果を静観しつつ、米ドルと英ポンドの方向性に注目したい。また、翌朝にはオーストラリアと中国の重要経済指標が控えているため、豪ドルの突発的な値動きに警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.05
NEW
日銀利上げ継続の可能性がもう一段の円高に繋がるか
日銀利上げ継続の可能性がもう一段の円高に繋がるか
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
NEW
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
NEW
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
2025.11.25
米・小売売上高とPPIに注目
米・小売売上高とPPIに注目
2025.11.24
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か