地政学リスク・月末要因に警戒か

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地政学リスク・月末要因に警戒か

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地政学リスク・月末要因に警戒か
相場レポート

2021.08.31

2021.08.31

本日のポイント

  1. カナダのGDP

  2. オーストラリアのGDP

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は109.700~110.000付近のレンジ内で推移しており、日足で見て30pipsほどの小幅な値動きで終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開も想定されるため、どちらかにブレイクした場合も109.000~110.500付近の揉み合いが継続するだろう。

本日は、18時に欧・消費者物価指数【速報値】、21時半に加・GDP、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、23時に米・消費者信頼感指数、翌10時半に豪・第2四半期GDP、翌10時45分に中・財新製造業PMIが予定されている。欧州・カナダ・米国の経済指標が予定されており、翌朝にはオーストラリアと中国の重要経済指標も控えているため、発表時刻前後の各通貨の値動きに注目したい。また、本日は米国のアフガニスタン撤退期限であり、月末要因も想定されるため、ヘッドラインニュースによる急変動や、ロンドンフィキシングに向けた米ドル・英ポンドなどの値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。