ジャクソンホール後の週明けの流れに注目か

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ジャクソンホール後の週明けの流れに注目か

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ジャクソンホール後の週明けの流れに注目か
相場レポート

2021.08.30

2021.08.30

本日のポイント

  1. ドイツの消費者物価指数

  2. 中国の製造業&非製造業PMI

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は109.800付近で軟調に推移しており、109.500~110.200付近の狭いレンジ内での推移が継続している状況だ。先週末はジャクソンホール会議(パウエルFRB議長の発言)への期待感から、一時的に110.200付近まで上昇したものの、ハト派のスタンスを維持したことで米ドル売りにつながる結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、8月31日(火)は米軍のアフガニスタン撤退期限+月末要因があり、週末の雇用統計後は米国が連休入りするなど、変動要因が多くあるため、ヘッドラインニュースなどによる乱高下に警戒したい。

本日は、21時に独・消費者物価指数【速報値】、21時半に加・第2四半期経常収支、23時に米・中古住宅販売保留、翌10時に中・製造業PMI、中・非製造業PMI、NZ・ANZ企業景況感、翌10時半に豪・住宅建設許可件数、豪・第2四半期経常収支が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、ジャクソンホール会議後の週明けの流れに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。