2021.08.27
2021.08.27
米国の個人所得&個人支出
パウエルFRB議長の発言(ジャクソンホール会議)
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は109.900~110.200付近の狭いレンジ内で推移しており、日足で見て30pipsほどの小幅な値動きで終始する結果となった。今週は3日連続で米ドル売り・円売りの流れが続いており、ジャクソンホール会議前のポジション調整の影響もあるため、パウエルFRB議長の発言までは方向感に欠ける展開となるだろう。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。レンジ内での上下動が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、21時半に米・個人所得、米・個人支出、米・PCEコア・デフレーター、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】、米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。特に、パウエルFRB議長の発言がハト派なのか、タカ派なのかに注目が集まっているため、週末クローズに向けた米ドルの方向性を静観したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.06.20
NEW
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
2025.06.19
NEW
スイスと英国の政策金利発表に注目
スイスと英国の政策金利発表に注目
2025.06.18
NEW
米・FOMC政策金利とSEPに注目
米・FOMC政策金利とSEPに注目
2025.06.17
NEW
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
2025.06.16
NEW
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
2025.06.13
NEW
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
2025.06.12
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
2025.06.11
米・消費者物価指数と財政収支に注目
米・消費者物価指数と財政収支に注目
2025.06.10
米中貿易協議の進展を見据える展開
米中貿易協議の進展を見据える展開
2025.06.09
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か