2021.08.26
2021.08.26
ECB理事会議事要旨公表(7月21日~22日開催分)
米国の第2四半期GDP
前日のNY市場は、株横ばい(最高値圏でのジリ上げ)・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。NY市場の前半までは米ドル買い優勢の展開となったものの、引けにかけては米ドル売りに変わり、米ドル/円は109円台後半で底堅く推移する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、米ドルと円の相殺関係が続いているため、新たな材料が出るまでは109.500~110.200付近での揉みあいとなるだろう。
本日は、20時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・個人消費、26時に米・7年債入札、翌10時半に豪・小売売上高が予定されている。特に、ECB理事会の議事要旨と米国のGDPは重要視されるため、発表時間前後のユーロと米ドルの値動きに注目したい。また、明日にジャクソンホール会議を控えているため、思惑による米ドルの急変動に警戒したい。
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