FOMC議事録公表を控えた米ドルの値動きに警戒か

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FOMC議事録公表を控えた米ドルの値動きに警戒か

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FOMC議事録公表を控えた米ドルの値動きに警戒か
相場レポート

2021.08.18

2021.08.18

本日のポイント

  1. 英国の重要経済指標

  2. FOMC議事録公表(7月27日~28日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル全面高になったことで、米ドル/円は直近レジスタンスラインの109.500の節目を上抜けて109.600付近まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの109.800付近を上抜けた場合は、110円台前半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.000付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、短期的には下げ過ぎとの見方もあるため、直近安値の109.100付近を下抜けない限りは、一旦の調整による上昇基調となるだろう。

本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、21時半に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・20年債入札、27時に米・FOMC議事録公表、翌10時半に豪・失業率が予定されている。ロンドン時間帯に英国の重要経済指標が連続しているため、下げ基調となっている英ポンドの突発的な値動きに警戒したい。また、日本時間深夜にFOMCの議事録公表が控えているため、米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。