2021.08.17
2021.08.17
パウエルFRB議長の発言
ニュージーランドの政策金利&声明発表
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は109.100付近まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの109.700付近を上抜けた場合は、110円台前半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.000付近を下抜けた場合は、108円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、地政学リスク(タリバンによるアフガニスタン制圧)によって円高・スイスフラン高になっているとの指摘もあるため、新たな材料が出るか、情勢が落ち着くまでは円絡みの通貨ペアは上値の重い展開となるだろう。
本日は、15時に英・失業率、21時15分に加・住宅着工件数、21時半に米・小売売上高、22時15分に米・鉱工業生産、26時半に米・パウエルFRB議長の発言、28時45分に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、翌7時45分にNZ・第2四半期生産者物価指数、翌10時半に豪・第2四半期賃金コスト指数、翌11時にNZ・RBNZ政策金利&声明発表、翌12時にNZ・オアRBNZ総裁の発言が予定されている。各国の経済指標・要人発言を静観しつつ、特にパウエルFRB議長の発言と、翌朝に控えるニュージーランドの政策金利&声明発表に注目したい。
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