夏枯れ相場下での週末クローズに向けた反動に警戒か

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夏枯れ相場下での週末クローズに向けた反動に警戒か

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夏枯れ相場下での週末クローズに向けた反動に警戒か
相場レポート

2021.08.13

2021.08.13

本日のポイント

  1. 米国の輸入物価指数

  2. 米国のミシガン大消費者信頼感指数

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円が全面高になったものの相殺関係によって、米ドル/円は110.300~110.500付近のレンジ内で推移しており、日足で約20pipsの小幅な値動きで終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.800付近を上抜けた場合は、111円台に向けた一段高に、直近サポートラインの110.000付近を下抜けた場合は、109円台後半(雇用統計前の安値109.800付近)に向けた一段安が想定される。特に、110.300~110.600がコアレンジとなっており、上値重く下値堅い推移が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・輸入物価指数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。現在は欧米のトレーダーが徐々に夏季休暇に入っており、流動性が低下しつつあるため、週末クローズに向けた反動があるかを静観したい。また、米国の要人発言や月末のジャクソンホール会議に向けた思惑による値動きがあるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。