
2021.08.09
2021.08.09
ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は110.200付近で堅調に推移しており、先週高値の110.350付近での揉み合いが継続している状況だ。先週末に発表された雇用統計の結果が好調であったことから米ドル買いの流れが強まっており、金利動向に反応しやすい相場環境であるため、本日以降に予定されている米国の要人発言に要注目となるだろう。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.600付近を上抜けた場合は、110円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.800付近を下抜けた場合は、109.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは底堅い値動きが想定されるため、110円台前半では押し目買い優勢の展開となるだろう。
本日は、23時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。米国の要人発言では、2人ともFOMCの投票権を有しているため、発言内容(タカ派・ハト派)による米ドル/円の方向性に注目したい。また、本日は日本市場が祝日による休場となるため、ロンドン市場・NY市場OPEN後の突発的な値動きに警戒したい。
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