週末クローズ&夏季休暇に向けたポジション調整の動きに注意か

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週末クローズ&夏季休暇に向けたポジション調整の動きに注意か

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週末クローズ&夏季休暇に向けたポジション調整の動きに注意か
相場レポート

2021.08.06

2021.08.06

本日のポイント

  1. カナダの失業率

  2. 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。ダウ平均やナスダック、S&P500などは最高値圏でのジリ上げが続いており、米国主要企業の第2四半期決算を背景に堅調に推移している状況だ。為替相場では円全面安になったことで、クロス円は軒並み上昇しており、米ドル/円は109円台後半で底堅く推移する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの109.700付近を上抜けた場合は、110円台前半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.400付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。コアレンジ108.700~109.700付近での値動きが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。雇用統計発表後の週からは、例年通りであれば欧米が夏季休暇に入るため、週末クローズに向けた思惑による値動きに警戒したい。また、翌週から夏枯れ相場になる可能性もあるため、ポジション調整による反動があるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。