米国の指標・要人発言に注目か

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米国の指標・要人発言に注目か

米国の指標・要人発言に注目か
相場レポート

2021.08.10

2021.08.10

本日のポイント

  1. 米国の第2四半期非農業部門労働生産性

  2. 米国の3年債入札

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル全面高の中、米ドル/円は110.100~110.300の狭いレンジ内で推移しており、小幅な値動きのままクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.300付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの110.000付近を下抜けた場合は、109円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開も想定されるため、110円台前半での値動きが焦点となるだろう。

本日は、21時半に米・第2四半期非農業部門労働生産性、23時にメスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26時に米・3年債入札、翌9時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数が予定されている。米国の経済指標や要人発言を静観しつつ、先週末から強まっている米ドル買いの流れが継続するかに注目したい。特に、現在は円高との相殺関係によって方向感に欠ける展開となっているため、米ドル買い・円売りのリスクオン基調となるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。