
2021.07.29
2021.07.29
米国の第2四半期GDP
米国の7年債入札
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。FOMC発表後は米ドル売り・円売りの流れが加速し、米ドル/円は110.300付近から109.800付近まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、米ドル/円は直近レジスタンスラインの110.300付近を上抜けた場合、次のレジスタンスラインとして意識される110.600付近に向けた一段高が想定される。一方で、直近サポートラインの109.600付近を下抜けた場合は、一段下のサポートライン109.300付近に向けて下落する流れとなるだろう。FOMC発表前に付けた高値110.300付近を上抜けない限りは、戻り売り優勢の展開となりやすいため、軟調な推移が継続する場合は重要な節目である109.000を下抜けるかに注目したい。
本日は、21時に独・消費者物価指数、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP【速報値】、米・個人消費、23時に米・中古住宅販売保留、26時に米・7年債入札、翌10時半に豪・第2四半期生産者物価指数が予定されている。米国の重要経済指標が連続しているため、経済指標による突発的な値動きに注目したい。また、米国主要企業の第2四半期決算も本格化しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
NEW
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
NEW
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
NEW
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
2025.11.25
米・小売売上高とPPIに注目
米・小売売上高とPPIに注目
2025.11.24
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
2025.11.21
欧米各国のPMIに注目
欧米各国のPMIに注目